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2024年04月19日
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寝たきりうさぎ

2013年03月31日
昨日まで元気だった子が
今日から突然寝たきりになる


そういうことだってあります


かわいそうな姿ですが、これは現実です


綺麗な姿のまま、
静かに月へ旅立つうさぎばかりではありません


苦しんで苦しんで、最期を迎えるうさぎだっています
その辛い姿をしっかり見届けなければなりません


それは動物を飼うと決めた飼い主の
当然の、そして最後の責任です



突然起き上がれなくなった茶うさ

飼い主も大変です


ショックから頭を切り替えて
介護へシフトしなければいけませんが
知識もなければ、備えもしてません


でも、茶うさはもっと大変です


病気で辛いし、何もわからないのですから
ショックでごはんも食べられないでしょう


私の介護は「いかにごはんを食べさせるか」が最大の課題でした


茶うさの症状は、斜頚、ローリングが酷く
(ローリングとは自分でコントロール出来ず
勝手に体が激しく回転してしまう症状です)
時々発作のように、
まるで頭が後ろへ引っ張られるようになり
目が上を向いてしまうなどです



そして同じ方向にしか横になれませんでした


右側を下にした方向でしか横になれず
逆にすると苦しそうに鼻を鳴らす、
激しくローリングして右側を下の体制で落ち着く、
といった感じです


なので、いつも同じ方が下になってるので、
いずれ床ずれの心配が出てくるな、と思いました




そして当然、いつも下になっている方の目の上まぶたは
タオル等ですれて、めくれてしまいます
1日、2日でそんな状態になります

(昔、小さい子が上まぶたをめくって赤い皮膚をみせて
遊んでいたんですが、そんな感じです)

写真は酷くて撮れませんでした


しかしこれに関しては病院の先生が
「起き上がれるようになったらウソみたいに綺麗に治りますよ
寝たきりの時は、角膜に傷がつかないように
逆にまぶたがめくれて腫れてる方がいいんです」

と、仰ってくれて凄くほっとしました


ローリングに関しては
「例えば(例えばですよ、例えば!)
頭を持ってぶらさげれば
体だけがプロペラのように回ってしまって
首の骨が折れてしまうような状態です」
という話を先生にされたので、変に固定しないようにしてました


回ってしまうものは回しきる、みたいな感じで
気をつけて見てあげたり、回るのを少し介助してあげたり

(これが正しいのかはわかりません。
ローリングによる骨折を避けるため、
ぎっちり固定するという説もあるようです)


最初の頃は、首の傾きが酷かったですね

この頃は首の骨が折れるんじゃないかと思って
移動することも出来ない程怖かったです


病院へ行くためにキャリーへ移そうとしても
「きゅーきゅー」鳴いて苦しそうでした


それでも茶うさはいつでも頑張ってくれましたので

飼い主だけは絶対あきらめないぞ!と思い
茶うさの回復を信じました

そして四六時中、介護に効果的なものを考える日々が始まりました

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